「OUT IN JAPAN SETOUCHI 写真展」スタッフ京ちゃんの報告


去る8月25日から始まった「香川プライドウィーク2019」に私は「OUT IN JAPAN SETOUCHI 写真展」のスタッフとして参加出来ました。丸亀で行われた「丸亀レインボーパレード」には諸用があり、参加できず悔しい思いをしていたので、昨年自分が撮影モデルとして参加した「OUT IN JAPAN SETOUCHI」の写真展に関われたことは嬉しかった。


昨年レスリー・キーに撮影された
それぞれの写真の前で
左・、右・しろちゃん

正直自分の写真は、「OUT IN JAPAN」のホームページでしか見たことがなかったので、いざ間近に見たとき感慨はあったけど、やっぱり表情が私には不満が残ったな。ただ他の参加者の写真を見ると、皆良い表情をしているし、輝いて見えているので撮影したレスリー・キーは魔術師かもって思いました。それと同時に去年行われた撮影会のことも思い出されて、懐かしかったし、あの時の熱も蘇ったと私は思いました。


でも、私がスタッフとして行った日に、新聞とテレビの取材を受けるとは思わなかった。
別に隠してるわけじゃないから、大勢にバレてもいいとは思ったけど、周りの反応に少し不安はありました。


さて、8月31日の土曜日の夜は去年「OUT IN JAPAN SETOUCHI」で撮影モデルとして参加された方と同窓会パーティーということで、高松市にある「カンティーナ」で行われました。


幾分雰囲気のあるレストランでお互いの自己紹介をしながら、去年の撮影会の思い出話や、近況などを話しました。あの時の撮影会はかなり時間が制約されていて、自分以外の撮影モデルの方と接触する機会があまりなかったので、この同窓会があったことはかなり有意義だったなと思っています。


最終日の9月1日は勿論写真展のスタッフとして携わりました。この日は多くのお客様に来ていただいて有難かったと同時に、もう終わるのかという寂寥感もありました。
最後ということもあり写真展スタッフと写真を撮り合いました。


たすくくんの写真の前でLOVE&PEACE。

こういった仲間たちに会えたのも去年の撮影会があったからこそと思っています。性的マイノリティーは私だけじゃないんだと自覚しました。
「OUT IN JAPAN」も来年で終わりを迎えるそうですが、何か違った形で多くの「同志」達と結び合えたらなと私は強く思いました。


「OUT IN JAPAN SETOUCHI」代表の高野さんと。
それぞれの写真と同じポーズで。

そして、まだカミングアウトをしたくても出来ない人達に「一人じゃないんだ」ということを私は言いたいです。

OUT IN JAPAN SETOUCHI 写真展スタッフ
高木健一(京ちゃん)




※今回の写真展でも展示された、世界的なフォトグラファー レスリー・キーが昨年高松で撮影したLGBTQの写真は、こちらからもご覧になっていただけます。

OUT IN JAPAN SETOUCHI

日本各地で開催されている
カミングアウト・フォト・プロジェクト
OUT IN JAPAN
は2020年まで続きます。
「あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる」
このプロジェクトに参加したいLGBTQの皆様、チャンスはあと僅かの期間です。
ぜひご参加くださいね。